ローカルの「つづく」のために。

急激に変化する社会の中で、漠然とした不安を抱え、立ち止まりがちな現在。これからの可能性を信じ、より良いローカルの「つづく」をつくるために。
ローカルイノベーションイニシアチブは、信州に根ざし活動する実践者たちによる、セクターや分断を越え、ともに学び、支え合うことを通じた相互作用から、意味と文脈を紡ぎ、地域の編み直しを加速させていくこころみです。
わたしたちのこの試行錯誤が、地域を編み直す「つなぎ手」としての仕事があたりまえになり、日本中のローカルが「つづく」につながることを願って。

< 組織設立のいきさつ >

現状の改善ではなく、地域そのものを編み直していくことを目指し、テクノロジーやサスティナブルへの取り組みや、これからの公共やコモンズを考えていくような社会自体のあり方と再構築の方法などを、さまざまなプレイヤーや地域に根ざす方々との対話を通じて、探究していく必要があると考えています。そして、その探究の場には、ディレクションとファシリテーションの能力を備え、橋を架けていく役割となる「コーディネーター」の役割が必須であるとも考えます。

長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センターで、開学当初より地域コーディネーターをしていた瀧内と、長野県地域おこし協力隊の第一号として活動していた杉山が、地域で活動する「コーディネーター」たちが、業種として成立する仕事として取り組み、同時に携わる人が爆発的に増えていく、そのきっかけとなるような組織を作ろうと2022年、一般社団法人ローカルイノベーションイニシアチブをスタートしました。
ローカルに関わる一人ひとりが、コーディネートの力を手にし、わたしたちローカルコーディネーターがいなくても、自らの手によって未来を切り開いていく、そんな日を手繰り寄せるような活動に取り組んでいきます。


< わたしたちが考える、コーディネーターとして必要な『素養』 について>

ローカルイノベーションイニシアチブでは、事業構築、支援する業務に携わることにあたって、「構想を形にできるディレクション」と「状況を整理し構造化するファシリテーション」という基本的能力の他に、コーディネーターが地域に入る際の『素養』を掲げています。

・地域に根ざし、経験に基づいたアドバイスと実際の行動を共にできる。
・自らが持つ知見や知識をオープンにし、手放すことを厭わない支援ができる。
・闇雲に上に立たず、ニュートラルなポジションで地域と接することができる。


< 組織概要 >

名称 / 一般社団法人 ローカルイノベーションイニシアチブ / Local Innovation Initiatives
設立 / 2022年2月22日
所在地 / 長野県長野市南県町644-8 県ビル2F
役員 / 瀧内貫、杉山豊、赤羽孝太(以上、理事)川地尚武(監事)
所属人数 / 役員、コーディネーター11名(アソシエイト、フェロー等含まず)

Nagano HQ / 長野県長野市南県町644-8 県ビル2F